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「小人閑居して不圭口をなす」とは 儒教の『大学』にある言葉ですが、 まことにそのとおりで、我々は暇 ができるとつい賭けごとなどして しまいます。なかには暇がないの に賭けごとをする人もいますが。 手元にサイコロやカードがない から賭けごとができないという人 は、〃小人″にもなれません。それ というのも、わが国の先人たちは、 ありとあらゆるものをバクチに用 いる努力をしてきています。 はや 江戸時代、けつこう流行ったの が〃タネカキ″。この柿に種はいく つ入っているか、これを当てる勝 負てす。柿は秋のものですが、冬になればミカンで、何一房入ってい るかを当てます。数はピタリでな くても、より近い数を言った者の 勝ちです。何かいじましい賭けと 思われるかもしれませんが、賭け 金品しだいで熱くなりそうです。